Welcome to my blog

slow step,slow heart

Article page

記念日~最高の贈り物~1(妄想)

Category - シンイ妄想
ずっと書きたかった妄想が漸く書き終わりました!
久しぶりだったので、かなり時間がかかってしまいました(×_×;)
一応ラストまで書けたけど、もう少し修正が必要だったり、締めの言葉をまだ決めてなかったりしますが(^_^;)
1日1話アップして、全4~5話になりそうです。

今回は、以前書いた「記念日(妄想SS)」に加筆したものです。
ウンスが頑張るお話で、ただの個人の妄想だということをお忘れなく。
作家ではないので、多少おかしなところがあってもスルーしてくださる余裕のある方だけお読みくださいね。







チェ・ヨンは卓上にずらりと並べられた豪勢な料理に目を見開いた。

「ねぇ、あなた。今日は何の日だか覚えてる?」
「勿論です。イムジャが俺の妻になった日だ。忘れられる訳がない」
「一年あっという間だったわね」
「仕事が立て込み、どこへもお連れできず申し訳ありませぬ」
「いいのよ、そんなこと気にしないで。それより、早くいただきましょう。ヒナムさん(お手伝いさん)と一緒に作ったのよ」

どの皿にもヨンの好物ばかりが盛られている。

「有難い。しかし、ちと量が多すぎやしませんか」
「何言ってるの、たーくさん食べて栄養つけなきゃ。ほら見て、王妃様に美味しいお酒いただいちゃったの!」

嬉しそうに酒瓶を抱えるウンスに、ヨンは目を細めた。

「呑み過ぎては毒になりますぞ」
「大丈夫、分かってるって。ああもう、はりきりすぎてお腹ぺこぺこよ。いただきまーす!」

てきぱきと取り分けて、次から次へと頬張るウンス。
食欲があるのは元気な証拠だ。
ヨンはくくっと小さく笑い、箸を取った。


***


ひとしきり妻の手料理を堪能したあと。

「イムジャ、これを」

ヨンは両手いっぱいの花束をウンスに差し出した。

「あら! 私に? 嬉しいわ、ありがとう。とってもいい香りね」
「それから、これも」
「えっ! 忙しいのにプレゼントも用意してくれたの? ありがとう、開けてもいい?」
「ええ、どうぞ」

がさがさと包みを開けるウンス。

「まあ、綺麗な飾り帯ね!」
「イムジャのお好きな色で特別に作らせた一点物です。お気に召していただけると良いのですが」
「すっごく素敵よ! ありがとう! 早速明日から使わせてもらうわね」
「はい」

満面の笑みを浮かべて喜ぶウンスに、ヨンの頬は緩みっぱなしだ。

「あのね、これ私から」
「俺にですか?」
「そうよ、開けてみて?」

がさがさと包みを開けるヨン。

「これは・・・帯?」
「そうなの。私たち同じものを贈り合うなんてね。心が通じ合ってるんだわ、きっと」
「感謝します、イムジャ」

愛おしさが胸に溢れる。
ヨンはそっとウンスを抱き寄せた。

「あなたと一緒になれて本当に良かった。こうやってずっと私を掴まえていてね」
「イムジャを手放すことなどできませぬ。あのような思いをするのは二度と御免です。お一人でふらふらと俺のそばから離れられぬよう、この帯で俺とイムジャの体を縛り付けておきたいくらいだ」
「ヨン・・・。もっと強く抱きしめて」


しばしの間、二人は互いの存在を確かめるようにきつく抱きしめ合った。

「イムジャ、今宵はたっぷりといつも以上に可愛がって差し上げますゆえ、そのおつもりで」
「き、急に何を・・・。ねえ、今日は私に頑張らせて? いつもあなたには負けっぱなしなんだから」
「イムジャは俺に酔っていてくだされば良いのですが」
「じゃあ、今夜は私があなたを酔わせてあげる。ね、いいでしょ?」

ウンスはくいっと上下する形の良い喉仏にちゅっと口づけた。

「イムジャ!」

ウンスの戯れのような口づけは、一瞬にしてヨンの欲望に火を点けた。
急く気持ちを抑えられず、ヨンは可愛らしい唇に唇を押し付けた。


***


二人は抱き合い、息を継ぐ間さえ惜しく何度も唇を重ねた。
ヨンの少し厚めの唇に吸われるのはとても気持ちがよかった。
互いの舌が触れ合い、絡ませて濃厚な口づけを交わせば、それだけで脳裏が痺れて力が抜けていく。
ウンスが口づけに夢中になっていると、寝台に組み敷かれた体を淫らな手付きで着物越しにまさぐられ、この先に待つ快楽に胸は高鳴り、体の奥が疼きを覚えた。

高麗一の武士であるヨンと、医員のウンスとでは体力があまりにも違いすぎて翻弄されてばかりだ。
いつものように、このまま身を委ねてしまっても良かった。
ヨンの愛情を心と体で受け止めて。
それでいいんだってこと、言われなくても分かってる。
でも、与えられるだけじゃ駄目なの。
私にだってできることはある。

力が全て抜けてしまう前に、両手でヨンの胸を押し、「待って」と囁いた。
しかし答えは返ってこず、首筋を痕が残るほど強く吸われた。

「んっ・・・待ってってば」
もう一度ヨンの胸を押して抵抗すると、熱を帯びた瞳に見つめられて、背筋がぞくりと震えた。

「何故拒まれる」
夜着の紐が千切れそうになるくらい強く引いて解かれ、露わになった豊かな膨らみを大きな手が撫でた。
「もう何日もイムジャに触れられず、気が狂ってしまいそうでした。ずっとこうしたくて、やっとできておるのに、待つことなどできませぬ」

切なげな表情でそう言われてなお止めようとするのは何だか申し訳ないような気がしてきた。
(でもね・・・)
ウンスは再び首筋に唇を寄せたヨンに腕を回して抱きしめた。

「さっき言ったこと忘れちゃった? 今日は私に任せてほしいの」
「イムジャ・・・」
「あなたと祝言を挙げてこのお屋敷に迎えてくれてから、無事一年を過ごせたこと、凄く感謝してる。あなたが国を護る為に遠くへ出掛けてそばにいられないときでも、この家にいればあなたの愛を感じられるの」

着物や装飾品、家具や医術の道具。
四季によって彩りを変える美しい庭の木々や草花、手を尽くして集め育てられていた様々な種類の薬草たち。
その一つ一つをヨン自ら用意して、ウンスの帰りを何年も待っていてくれた。
そんなヨンの屋敷がウンスの家となり、この一年の間、毎日ヨンの愛に包まれていたのだ。
愛する人のそばにいられることが有難くて、十分すぎるほど幸せな日々だった。

だが、貰ってばかりでいいのだろうか?
チェ・ヨンの奥さんをちゃんとやれているのかな?

「お返しがしたいのよ」
ウンスをただじっと見つめていたヨンは頭を振った。
「お返しなどいりませぬ。イムジャがいてくれるだけで俺は」
「ううん、それじゃ私の気が済まないの」
ウンスが持っているものは体一つだけ。
それ以外何もない。

「こういうときもいっつも主導権握っちゃって、私からはほとんどさせてもらったことないじゃない」
「それは・・・」
「だからね、今日は私がしてあげるって言ってるの。悪いようにはしないから。それとも、こんなお返しはいらない?」

ウンスのことを誰よりも一番理解しているヨンは、きっとこう言ってくれるはず。

「分かりました。今宵はイムジャに任せます」

ウンスはヨンの喉仏が大きく上下するのを確認してからくすりと笑って夜着を脱ぎ去り、ヨンの夜着の紐を解いた。







次回、久しぶりのパス付きです( ̄▽ ̄*)


↓気に入っていただけましたら、拍手ボタンを押してくださると嬉しいです♪
スポンサーサイト

Category - シンイ妄想

10 Comments

いつき  

喉仏に(#^.^#)

おはようございます。そしてご無沙汰しております。

結婚して1年目のお祝いにお互いに帯を贈るなんて流石心が通じあった二人ですね♪

もう~ヨンの喉仏にキス♡私もした~い( ´艸`)

我慢しているヨンに対抗して頑張れるのかなぁ~ウンス。

次は♡ムフフ( ´艸`)楽しみです(///ω///)♪

2015/05/05 (Tue) 07:19 | EDIT | REPLY |   

ちはや  

Re: 喉仏に(#^.^#)

>いつきさん
こんにちは!
お久しぶりです。
お仕事お忙しい中、来てくださって嬉しいです(*^^*)
お休み取れてますか?
無理されませんように、ご自愛くださいね。

ヨンの喉仏はいいですよね~(*´∀`)
男の色香を感じます♡

次回はウンスが頑張りますよ!
今夜アップするので、ムフフな二人を見守ってくださいね( *´艸`)

コメントありがとうございました♪

2015/05/05 (Tue) 14:03 | EDIT | REPLY |   

noco  

ちはやちゃん素敵です。
文章に二人への愛情が感じられ
酔ってしまいそうよ~

続きヨンできますね。
うれしいな。ちはやちゃんのお話。

2015/05/06 (Wed) 12:14 | EDIT | REPLY |   

ちはや  

>nocoちゃん
愛情感じてくれてありがとう(*´∀`)
ヨンが言ってるよ。
「のこや。此奴の文章ではなく俺に酔え」

続きもぜひ読んでね。
コメントありがとうございました♪

2015/05/06 (Wed) 14:37 | EDIT | REPLY |   

noco  

はい!

「ヨン♪ここにいらしたのですね。わぁ~ぜひぜひ酔わせてください♪」(笑)
ちはやちゃん、続き最高でした。いやー萌えました!本当に~
ありがとう、元気でたわ!!


2015/05/06 (Wed) 19:16 | EDIT | REPLY |   

ちはや  

Re: はい!

>nocoちゃん
また来てくれてありがとうね♪
元気でた?嬉しいヨン(*´艸`)

「のこや。此奴の文章ではなく俺に酔え」
「ヨン♪ここにいらしたのですね。わぁ~ぜひぜひ酔わせてください♪」
「覚悟はよいか? のこや、そなたは俺のものだ。もうどこへも行くな」
そう言うと、ヨンはのこをきつく抱きしめた。

2015/05/06 (Wed) 21:03 | REPLY |   

のこ  

きゃあーー

キュンとする〜(≧∇≦)

ドキドキして眠れないよー!

ありがとう!
コピペしてこのコメント持って帰るね。
家宝だ!!♪(v^_^)v



2015/05/06 (Wed) 23:32 | EDIT | REPLY |   

reila  

甘甘ですね。

ちはやさん こんばんわ

1年目の結婚記念日。
まだまだ熱々ですね。
以前のヨンなら照れくさくて、こんなセリフはとても口に出せなかったのでは。
お互いのプレゼントが飾り帯なんて
思考も似てきた?
性格は正反対の2人なのにね。

いや~ん2話のPASS、スペル間違えたのか入れないよ~
ちはやさんの創作早く読みたいのに。
少しして再挑戦してみます。
ローマ字ってよく英語と混同するんです。

2015/05/07 (Thu) 00:40 | REPLY |   

ちはや  

Re: きゃあーー

>nocoちゃん
わぁい♪ヽ(´▽`)/
喜んでもらえて嬉しいヨン♡
nocoちゃんがノってくれたから、続き書いてみました♪
私も楽しかったです(*´艸`)

何度もコメントありがとうございました♪

2015/05/07 (Thu) 01:22 | REPLY |   

ちはや  

Re: 甘甘ですね。

>reilaさん
そうですね。
照れて言えなかったセリフも、時を経て言えるようになったのではないでしょうか。
敬語も少しずつ減っていってたらいいなぁとも思います(*^-^*)

変更後のパスはシンイが好きな人なら難しくないと思うので、頑張ってくださいとしか言えず…。
すみません(^_^;)

コメントありがとうございました♪

2015/05/07 (Thu) 02:12 | REPLY |   

Post a comment