急患1(妄想)

旅日記の途中ですが、久しぶりに妄想が湧いてきました(笑)
リハビリが必要だと思うくらい間が空いたので、ちゃんと書けるか不安でした。
ありふれたネタかもしれませんが(^_^;)
イメージを壊していなければいいなと思います。

※二人が結婚して間もない頃のお話です。








この日も朝からウンスは典医寺で仕事に励んでいた。
そろそろ昼の休憩を取ろうかと、伸びをして重くなった肩を回していた時、突然大きな音を立てて典医寺の扉が開いた。

「医仙はいるか」

男の低い大声が典医寺内にびりびりと響き渡る。
高麗の軍神、大護軍チェ・ヨンだ。

ウンスが高麗へ戻り夫婦の契りを交わしてから、時折典医寺にウンスの様子を見に訪れることはあったが、このように声を張り上げて乗り込んで来るのは初めてだ。

ヨンの声から緊迫した様子が感じられ、ウンスは慌ててヨンに駆け寄った。
「ここにいるけど、何かあった?」
「宮中で病にかかった者がおります。重い症状ゆえ動かすこともままならず、急ぎ診てもらいたい」
ぴりついた空気を纏い、深刻な表情で告げるヨンを見てただ事ではないと察知したウンスは、
「分かったわ。連れて行って」
と言い、診療道具を必要な分だけ袋に詰め込み始める。
「急いでください」
「分かってるって。さあ準備オーケーよ」
「しばし医仙を借りていく。良いな」
ヨンは大声でそう言うと、医員の返事を聞きもせず、ウンスの手を引き典医寺を後にした。


「ねえ、いい加減手を放してくれない?」
「放しませぬ。一刻を争います。黙ってついて来てください」
振り向かないまま言ってヨンは足を速め、ウンスはついて行くのがやっとだった。

次第に人気がぱったりと途絶え、ウンスが足を踏み入れたこともない皇宮の奥へヨンは歩を進めていく。
「どこまで行くの?」
「まだ着かないの?」
「どんな症状なの?」
と何度も尋ねてみるが、
「もうすぐです。診ていただければ分かります」
振り返りもせず、ただ繰り返すばかり。
ウンスの頭に嫌な予感がちらと過る。
しかしそんなはずはないと頭を振って、これから会う患者の治療に集中することにした。

古びた扉の前でヨンは立ち止まった。
「こんなところに患者がいるの?」
「お入りください」
ヨンは扉を開け、ウンスを中へと押し込んだ。

そこは衝立と寝台だけの質素で狭い部屋だった。
衝立の向こうにある寝台を覗いてみるが、誰もおらず、ウンスは首を傾げた。
「部屋を間違えたんじゃない? 誰もいないわよ。ねえ、ヨン」
ウンスが振り向こうとした時、いきなり後ろから抱きしめられた。

「きゃっ。何なの!」
「ここにおります」
「だ、誰もいないってば」

「患者は俺です」




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とりあえずここまで。
続きは今夜アップします。

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テーマ : 韓国時代劇
ジャンル : テレビ・ラジオ

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久しぶりのお話し( ´艸`)

おはようございます(*^^*)

キャッ♡朝からもしかして…テジャンが我慢出来ずにウンスに?

( 〃▽〃)

続きが気になる~( ´艸`)

Re: 久しぶりのお話し( ´艸`)

>いつきさん
こんにちは!
久しぶりに書いてみました。
読んでくださってありがとうございます♡

二人が屋敷以外の場所で…って萌えませんか?(*´∀`)
そんな日もあったろうとお許しいただければ幸いです(^-^)
パス付き記事にはしませんのでご安心を(笑)

コメントありがとうございました♪

きゃあ~♪

もしかして もしかして?
こんな所で?
うわ~ わくわくする~

いけない所でいけないことを?
次を待ちます

Re: きゃあ~♪

>心の旅人さん
読んでくださってありがとうございます(*^-^*)

こんなところでこっそりと♡
続きをアップしましたよ。
楽しんでいただけたらいいなと思います♪

コメントありがとうございました♪

やった~やっぱり~

妄想の更新☆嬉しくて読ませてもらいました!

そして、途中から、、、ヨンが重病?!
と思ってしまいました。(笑)
早速続きを読ませてくださいね。

Re: やった~やっぱり~

>まらいかかさん
来てくださったのですね(^-^)
嬉しいです♪

ヨンは普段から鍛えているから、体は丈夫そうですよね!
続きも読んでみてください♡

コメントありがとうございました♪
プロフィール

ちはや

Author:ちはや
2013年夏、BSフジで「シンイ-信義-」を見てハマりました。
シンイ熱とヨンへの愛はまだまださめません!

コメント大歓迎ですのでお気軽に♪

たまに妄想を書いていますが、何の心得もないただの素人が好き勝手に書いているだけです。
恥ずかしいのでひっそりとやらせてください(^_^;)

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